今年もお水取り関連の撮影日程をスケジュールする季節が巡ってきました
この一年無事に過ごすことができ、新しい年のスタートを切る
私にとってはそんな季節の到来です
昨年はお松明が終わったあとの二月堂で、幾夜かを練行衆とともに祈りを捧げ
甲斐あって自分や周りの人々が一年間健康に恵まれ、激動とも思えた苦境を乗り越えることができました
民衆の無事を一心に祈り修行してくださる練行衆の方々には、感謝の気持ちでいっぱいです
お水取りは東大寺二月堂で行われる俢二会行法のひとつですが、
実は、撮影するのも忍耐と耐寒の苦行なのです(笑)
画像をクリックし大画像でご覧ください
お水取り
画像をクリックし大画像でご覧ください
行法を終えて下堂される練行衆と労いお迎えする僧侶たち
画像をクリックし大画像でご覧ください
お水取りうどん(この期間だけ休憩所で振舞われる温かいうどんは、五臓六腑に滲みわたる)
註(素人の情報収集ですので間違いがあってもご寛容に、参考東大寺HP)
お水取り
俢二会の12日夜、3月12日深夜(13日の午前1時半頃)には、「お水取り」といって
若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式
修二会
平成23年(2011)には1260回を数える
修二会の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」
十一面悔過とは、われわれが日常に犯しているさまざまな過ちを
二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔(さんげ)することを意味し
練行衆が代わりにお勤めしてくださる
お松明(3月1日から14日まで毎日あげられます)
俢二会の練行衆(修行僧)が上堂するときに足元を照らす道灯り
上堂後二月堂舞台で振りかざす杉のお松明の火の粉を浴びると無病息災という
地元では、俢二会全体を総称してお松明ともいうようです
参考画像はこちら
♪お水取りが終わると関西に春が訪れます